結論
茂原市の空き家は9,240戸、空き家率は19.9%で、千葉県全体(12.3%)を上回ります[1]。賃貸・売却用や別荘などを除いた「その他の空き家」の割合は10.0%で、千葉県全体(5.0%)の2倍です[1]。茂原市は、空き家を「売りたい・貸したい」所有者と「買いたい・借りたい」希望者の橋渡しを市が行う空き家バンクを実施しています[2]。
茂原市の空き家データ
| 項目 | 茂原市 |
|---|---|
| 空き家数 | 9,240戸 |
| 総住宅数 | 46,320戸 |
| 空き家率 | 19.9% |
| その他の空き家率 | 10.0% |
| 二次的住宅(別荘など) | 360戸(0.8%) |
出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」第1-2表 居住世帯の有無(8区分)別住宅数(千葉県掲載)(2023年10月1日時点)。データ確認日:2026年9月26日。
※空き家率・その他の空き家率・二次的住宅の割合は、総住宅数に対する割合です。千葉県全体の値は、千葉県「令和5年住宅・土地統計調査 千葉県確報集計結果の概要」によります。
データから分かること
空き家の半分が「その他の空き家」、残りの多くは賃貸用です。 茂原市の空き家9,240戸のうち、「その他の空き家」は4,650戸(空き家全体の50.3%)、賃貸用の空き家は4,140戸(同44.8%)です[1]。
別荘などの二次的住宅はほとんどありません。 二次的住宅は360戸で、総住宅数4万6,320戸に対する割合は0.8%です[1]。別荘が空き家率を押し上げている勝浦市(21.1%)などとは異なり、茂原市の空き家は、住まいとして使われなくなった住宅と賃貸住宅の空室が中心だと分かります。
茂原市の空き家に関する制度
茂原市空き家バンク
茂原市は、市内にある空き家の有効活用を通じて、移住・定住の促進などによる地域の活性化を図るため、空き家バンクを実施しています[2]。空き家を「売りたい・貸したい」所有者と、「買いたい・借りたい」希望者の橋渡しを市が行う制度で、利用するには物件登録と利用者登録が必要です[2]。
市が案内している利用の流れでは、希望物件があった利用者に市が物件登録者(または仲介業者)の連絡先を伝え、交渉と契約は、利用者と物件登録者の間で行います[2]。市は、空き家バンクに関する留意事項を必ず確認するよう案内しています[2]。
空き家バンク登録物件リフォーム補助金
茂原市は、茂原市空き家バンクに登録された空き家を購入した方が行うリフォームに対し、工事費の一部を補助しています(令和8年度)[3]。対象は空き家バンクの物件を購入した方なので、売る側の所有者にとっては、空き家バンクに登録することで、買い手がこの補助を使えるようになる制度です。補助額や要件は、市のウェブサイトでご確認ください。
そのほかの取り組み
茂原市は、第2次茂原市空家等対策計画(令和7年3月改定)を公表しているほか[4]、空き家セミナーなども案内しています[2]。
空き家を売却する選択肢
| 選択肢 | 概要 |
|---|---|
| 空き家バンクに登録する | 市の制度に登録し、利用希望者を募る。交渉・契約は当事者間(または仲介業者) |
| 仲介で売る | 不動産会社に買主を探してもらう |
| 買取を依頼する | 不動産会社が自ら買主となり、直接買い取る |
それぞれの詳しい内容は、関連記事で解説しています。
注意点
制度の内容は年度ごとに変わることがあります。 補助の対象・金額・受付期間は、申請前に茂原市の担当窓口でご確認ください。
空き家率の数値は2023年10月1日時点のものです。 住宅・土地統計調査は5年ごとに行われます。
参考資料
- 総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」第1-2表 居住世帯の有無(8区分)別住宅数(千葉県掲載)https://www.pref.chiba.lg.jp/toukei/toukeidata/jutakutochi/r5/r5jutakutochikekka.html
- 茂原市「茂原市空き家バンク制度」https://www.city.mobara.chiba.jp/0000007691.html
- 茂原市「令和8年度茂原市空き家バンク登録物件リフォーム補助金」https://www.city.mobara.chiba.jp/0000007699.html
- 茂原市「空き家対策について」https://www.city.mobara.chiba.jp/0000004770.html
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